骨粗鬆症とは
骨強度の低下により、骨が脆くなり骨折しやすくなる骨疾患。
疫学>
我が国の患者数は約1300万人で、閉経後の女性に好発する。
原因、誘因>
原発性:閉経、加齢など
続発性:ステロイド、内分泌疾患、栄養障害など
病態>
骨吸収が骨形成を上回る。それにより骨密度の低下と骨質の劣化が引き起こされ骨強度が低下。椎体骨折や大腿骨近位部骨折などに至る。
症状・所見>
腰背部痛、身長低下
検査・診断>
骨X線像で、透過性亢進、骨梁の減少、椎体骨折、変形を認める。
二重エネルギーx線測定法(DXA)にて骨量減少を証明する。
治療>
・食事・運動療法
・薬物療法